全館空調について
住宅の高気密高断熱化に比例して全館空調が増えています。
私、この分野についてはまだまだ勉強中でしてネットや文献からメリット・デメリットを読み漁ってますが今回は別の視点から全館空調について考えてみたいと思います。
家全体を冷やす(温める)為に床下から1階天井裏、屋根裏まで空気を循環するシステムである全館空調。という事は基礎と家の土台は密着している状態にする必要があります。
そうすると床下が密閉状態になります。建築中に雨が降り躯体が濡れると必然的に床下にも水が溜まります。送風機等使用し乾かしてもカビが生え易い環境になってしまいます。この状態で高気密使用で吹き付け断熱等行うと通気しない為カビが残り易くなる訳です。
この状態の床下の空気を家全体に循環させたらどうなるのか?勉強中の私が考えるにカビ臭い空気が家全体に撒き散らされてしまうのではないか、と考えてしまいます。どうなんでしょうか?
住宅の高気密高断熱は私賛成派です。家全体の気温を一定に保つ事でヒートショックが起こりづらくなるでしょうし快適な生活が送れるであろうと思うからです。しかし空気の循環が上手くいかないとなると・・・、心配ですね。アレルギーがある方にとってどうなんだろうか?
この分野については今後も勉強していきます。
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